いろんな人間関係が交差するゲストハウス「おもてなしラボ」に宿泊、甘酸っぱエピソードに癒され。@佐倉
こんにちは~タニです。
先日、千葉県の求名で仕事があったので、近くの佐倉にあるゲストハウス「おもてなしラボ」に宿泊してきました!
おもてなしラボを一言で表すと・・・
ここは、一泊しかしてないから満喫しきったわけじゃないけど、一言でいうとゲートウェイとしての人間交差点でした。
地図を見て分かる通り、このおもてなしラボは成田国際空港から30分くらいの良い立地。そのため、これから東京観光に繰り出す人、もしくは日本観光を終えて次の日去る人が泊まる、「ゲートウェイゲストハウス」なのです。
ゲストハウスまでの道のり
仕事を終えて、7時半ごろ佐倉駅に到着。佐倉駅の周辺、なんもない。真っ暗。
「一体、ゲストハウス付近に食事処はあるのか!?」そんな不安を胸に、一応ゲストハウスに電話してみる。しかし・・・3回くらい電話しても全く通じない!!こんなゲストハウスある!?ちょー不安なんですけど!この日の気温はー1℃。心も体も寒い。
とりあえず、ゲストハウス向かってみよう・・・と思い、歩みだしたのだが、本当に、周りに何もない。住宅街(?)真っ暗な道をただひたすら進む。
電話もつながらないし、ゲストハウスっぽい所ないし、これは今日宿無しありえるな…と、思いながら歩いていると、ちょっと開けた道に出た!これは、この付近にあるかもしれない!そして少し歩くと・・・
着いた!おもてなしラボ!!
(信号の赤色が反射して、とても怪しい雰囲気になっている。)
おじゃましまーす!
入り口・受付カウンター
中に入ってみると、なにやらカワイイかんじ。ひらけたパブリックスペースが広がっていてオシャレ。
入ったはいいけど、誰もいない…と思っていると、奥から足音がしてこっちに向かってくる。スキンヘッドの(ちょっといかつい)おじちゃんが現れ、「こんばんはー!寒いねー!」と気さくに話しかけてくれた。
(こころの声)「人いるんかーい。電話でてくれよ。」
2階に登り、チェックイン。
「明日の朝はね!氷点下になるらしいから先着順に湯たんぽ貸し出してます。使ってください!」ちょっといかついおっちゃんかと思ったけど、優しい!親切!(なんで電話出てくれなかったんだ・・・)
カウンター付近には、色んな観光用の本とか、全国のゲストハウスをまとめたリーフレットなどがあり、旅欲がそそられるそそられる。
お部屋の中
カウンターの目の前にあるドアを開けてみると、こんなお部屋が広がっている。
じゃーん。
入った時の感想は、だだっ広い!!ハンモックがある乗りたい!!かわいい!床が冷たい!
部屋の奥に進むと、小さいコモンスペースが。
ここで、セルフでお茶を沸かしたり、朝ご飯を食べたり、他のゲストと会話したりできる。ここに並んでいるイスが、小学校のときに使ってた小さい木のイス!懐かしい。そして、壁を見上げてみるとこんな写真が。
スキンヘッドのオッチャン曰く、もともとここは佐倉の資料館だったらしく、それをリノベーションしてこのゲストハウスになったのだとか。歴史が詰まっていて面白いと思うと同時に、ちょっと怖いとも感じる。。(けどおばけとかは出なかったよ★)
コモンスペース
部屋の探索を終えて、コモンスペースに行ってみる。
たくさんの本に囲まれていて、なかなか素敵な空間!おもてなしラボのコンセプトは、「いろんな出会いが起こす化学反応で、新しいものが生まれる場を作りたい。」ということで、ゲストハウス×コワーキング×レンタルスペースを運営している。
この空間、本がたくさん並んでいて、木もふんだんに使われていてとっても素敵な空間なんだけど・・・寒い!それが残念!
出会った人たち
友達以上恋人未満の日本人×ドイツ人カップル
ひとりでゆっくりしていると、日本人女性とドイツ人男性がチェックイン。「ふたりはカップルなのか・・・?」そんな興味を抱き、部屋の奥のコモンスペースでふたりに話しかけてみる。すると、ここへ至るまでのとっても甘酸っぱい経緯を教えてくれた。
女性のマユさん(仮)と男性のアダム(仮)の出会いは、彼女がオーストラリアにワーホリに行った4年前だった。マユさんのワーホリが終了し日本に帰るタイミングで、アダムはマユさんに会うため、ドイツから彼女の地元香川まで飛んでいく。
アダムはマユさんに告白し、マユさんのご家族もアダムのことが大のお気に入り。しかしマユさんは、年齢のこともあり、アダムとの付き合いを始めていいものか迷う。結局、今回はお互いの予定を優先し、アダムはひとり東京観光へ、マユさんは香川に残ることを決め、ふたりはさようならをした。
だけどマユさん、やはり心の中でずっと葛藤していたよう。「もしかしたら、お互いの生活に戻ってしまったら、もう会えないかもしれない。まだ告白の返事、できてない。」そう思った瞬間、マユさんは香川での全ての予定をキャンセル。東京までのフライトを探し、今度はマユさんがアダムを追いかけた。
アダムは彼女を成田まで迎えに行き、この日、ふたりは再開し、おもてなしラボにたどり着いた。
めっちゃ甘酸っぱくないですか・・・?!マユさんは、年齢が不安、もう失敗できないから慎重にならないとって言ってたけど、アダムのことがやっぱ好きで抑えられないんだろうな。ああ。
ふたりはとっても幸せそうに、明日は山手線の謎解きゲームに参加するんだ~と言っていた。うう、私もそういう共同作業いい感じの人と一緒にしたい。。
日本観光をしてきたオーストラリア人女性
みんなで話していると、もう一人チェックインの女性がやってきた。オーストラリア出身のキャシー(仮)は、休暇を利用して北海道のニセコにスノーボードをしに来たらしい。オーストラリアでは、保育士さんをしているのだと。彼女とはあんまり話せなかったけど、優しくて明るくて、とってもキュートな女性でした。
まとめ
そんなこんなで、それぞれの始まりと終わりを迎えるゲートウェイは、いろんな人間模様があるなと感じました。
おもてなしラボは、1泊3000円。カード使用可。
お部屋はミックスドミのみ。
以下からホームページに飛べます。
(冬はちょっと寒いかもしれない。)