北アルプス奥穂高岳でウクレレ弾いてきたよ Day2
タニなり。登山続き。
2日目、起床は日の出まえの4時。この日は、山頂付近まで登る日。外を見ると、雨は完全に上がっている。ん〜登山日和になりそう。
山小屋から上は、ずーーっとガレ。石ころじゃらじゃら。
森林限界を迎えているため、周りに木がなにもなく、一面に広がるパノラマビュー。
薄暗かった辺りが、明るくなりだす。
空の色が変わっていく。
空の色に合わせて、山肌も色をかえる。
朝日が綺麗すぎて、映えタイム。
新、グラノラ広告
じゃらじゃらだった場所を登り続けると、こんどは岩場に。岩を這って、昇る太陽と同じ方向へ進む。
登り続けること2時間、穂高岳山荘到着!!!そして、ガスっていた辺りの雲が切れ始めた!!朝早くて、景色も良くて、ホットカルピスもご馳走になって、本当に最高。
さあ、奥穂高岳の山頂はこの奥。もう30分くらい行ったところ。
けど、時間がない。から、下山します。
いいんだよ、山荘まできたら登ったことになるんです。
※写真あげすぎて要領ちょー重いのでこっからは割愛します。
下山の途中まで快調に下ってたのだけど、最後の方は、もう本当にみんなボロボロ。下りが緩やかになった途端、まず私の足が靴のせいで激痛。
危ないけど、サンダルに履き替えて、みんなが少しづつ私の荷物持ってくれて、下る。
そっからよゆーぶっこいてダッシュとかしてたら、今度は、ありありが膝の限界を迎え、木の杖無しでは歩けなくなる。牛歩。
ほかのみんなも山靴に悲鳴をあげ始め、ビーサンに履き替えたり、履き替えずとも足の痛みがランナーズハイを迎えたり、地上に着く頃にはみんな満身創痍でボロボロ。。
そして、下山から1週間たった今、私はいまだ社会のバリアフリー化を求めております。
とにかく、登山は楽しい!!ハイマツの香りが好きだ!!
標高3190m 北アルプス奥穂高岳でウクレレ弾いてきたよ
タニですー!
いま、モーレツに脚が痛い!階段が有るだけで憂鬱!即バリアフリー化求む!!
週末土日、ガーッ行ってガーッて下る奥穂高登山に行ってまいりました。
奥穂高岳、標高3100メートル。
1日目の天気、雨。
2日目の天気、晴れ。
正直、日程に余裕がなく雨もあったので結構きつかった。。
けど、それ以上の、なんだろうこのかんじは。
自然って壮大で人間はその自然に抗えることはなくて、けどその中でいれる自然体だったり、生まれる繋がりだったりが面白くて、そんなものを感じた登山でした。
ちょと個人的な話、小学2ー5年生の時に、父親と祖父に連れられて3人で北アルプスの縦走をしていました。
そのとき、「登山なんて空気薄くてしんどくて天気すぐ変わるし本当に辛い」って思ってたんですね。
けど大人になってもう一回登ってみて、親たちが私を山に連れて行ってくれた理由がなんとなく理解できました。
ツーンとしたハイマツの匂いが懐かしくて、山小屋の温もりに安心できて、私はここに戻れてよかった。
※今回も写真借りまくるので嫌だったら言ってね。
1日目、雨。金夜発の夜行バスで上高地に着いて降りた瞬間から、レインコート。
そして、わたしの背中に挿さるのは今回の旅のお供、ウクレレ。
確実に濡れる。大丈夫か私の相棒!?
最初はずっと徒歩で、木に囲まれたハイキングコースのような道を歩く歩く。
歩くこと約4時間。横尾山荘という山の麓の宿泊施設を抜けて、吊り橋を渡り、やっと登り坂開始。
その後は、岩や石がゴロゴロする中をひたすら登る。天気は変わらずの雨。
着てる衣類や約5キロのリュックに水が染みて重い。重くて思うように足が上に上がらない。
そして心配、大丈夫か、背中の相棒!!
※振り絞る笑顔
辛い、空気薄い、体重い、栄養分足りない。
そんな登りを約3時間続け、やっと宿泊予定の涸沢小屋に到着。。
メンバーの気力と体力はゼロ。オフトゥンサイコゥ
寝て起きて、気づいたらご飯の時間。このご飯が、本当に、格別。山小屋のご飯って、ヘリで運んでるんだって。へぇ〜。
ご飯食べて、翌日のコースで大論争したあとは、相棒を抱えて外へ。
ポロポロ弾きながら、メンバーのエリナさんがめっーちゃ歌ってくれた。
すると茨城から来たという外人さんが、「いい音だね〜」と言って中からひょっこり。
上を向いて歩こうをリクエストしてくれて、みんなで歌っていると、また中からおじさんがちらり。
おじさんは山小屋で働いてる人で、なんと奥からギターや缶を取り出してきてセッションのはじまり!!
ズンチャしてたら中からどんどん人が出てきて、なんだかハモってくれる人もいれば、傍観してたおじさんが突然歌のリードしてくれたり、ご夫婦で肩寄せながら合唱を聴いてくれたり、なんだかすごいぞ!!!
最後は、例のあの曲「思い出はいつの日も〜雨〜!!!」で締め。
雨、辛かったね。
3000メートル付近でのウクレレは初体験。寒かったけどアツかった。
めっちゃ歌って盛り上げてくれたエリナさんと、楽譜探してノリノリで歌ってくれたありありにめっちゃ感謝。
ウクレレを盛り上げるためには、隣に歌好きの人が必須。。
(ちなみにこのエリナさん凄くて、本業しながらパラレルキャリアをテーマに社外でもガツガツ仕事してる方。会社活用して自分の自己実現をはかりたいかた必見!!(勝手に宣伝)
https://www.facebook.com/events/1844428472260570/?ti=icl)
ウクレレの興奮さめやらぬ中、オフトゥンの中で眠りにつく午後9時。
次の日のことは、また長くなりそうなので明日書くなり!
ちなみに、2日めは、最高と最悪(?)が入り乱れた日でした。。
たにがわ、無人島いってきたってよ。
こんにちはー!わたし、無人島に行ってきました。一言で言って、最高でした。
※みんなが撮った写真、綺麗で最高すぎたので借りまくります。嫌だったら言ってくださいな。
何が最高だったかって、年齢性別関係なく、みんなが自然な状態にあるなかで、この繋がりを仲間っ!って感じられたこと。社会人になってからこう思えることってなかなかなかった。
初日、モリや釣竿を使い自らの力で魚を捕る。自分の食料を確保する。が、魚とるのまじで難しい…!!本当に、魚とれない。
足は、ウニが刺さりまくり、なんだかわからんが脚が腫れ、岩にぶつかったらしい傷もでき、それでも魚はとれん。
ごめん…って思いながらグループのとこ帰ると、各々の方法で取ったタコや魚やら貝がバケツにたんまり。
え、みんなどうやってこんなん集めたの?!すごいよ!!みんな天才!
自分の苦手な部分やできない部分って人に頼って良いんだってこと、食べ物って本当に貴重で、私たちは命に生かされているんだってことを感じました。
田植えした時にも思ったけど、食べ物をとる、カラダをつくるって、本当に難しいね。
わたしは獲れなかったぶん、料理で頑張りました。こういう風に自然に役割が出来ていくのが、無人島の面白いところ。
あと、普段から思っているのだけど、なんだか、最近社会の中で人に迷惑をかけたり、頼ったり話しかけたりする余白がまったくなくて、すごく窮屈。1人で生きて行ける人なんていないんだから、もっと迷惑かけ合おうよ。頼り合おうよ。
それでいいんだって、改めてここで感じました。
この日のディナーは、魚と野菜のホイル焼き。
魚屋さんで売ってるのよりももちろん味は落ちるけど、感動的にうまい。
ディナー後はみんなで飲みながら、ウクレレで合唱大会。色んな人がウクレレの音に喜んでくれて、ハマってくれて、嬉しかった!大きいから迷ったけど、持ってってよかったぁ。
人の声と、波の音と、風の音しか無いところに、プラス音楽。
小さい頃、ピアノのレッスンに通ってたとき、課題曲がでて、宿題があって、それが苦痛で仕方なかった。けど、ウクレレのおかげで、音楽って純粋に楽しいなって思えた。
星空の下で遊びきった時は、きづいたら3時半くらいかな?無人島では、時計もほとんど見ずにただ流れを体感してた、から正確な時間はわからない。
ちょっと寝て、気づいたら朝で、起きてすぐ海をぷかぷか浮遊。これが最高にきもちいい!
2日目は海で、ペットボトル奪い合い競争やら、ピラミッドづくりやら、ひと通り遊び倒し。なんだか、大人になってから無邪気にアソブてやってなかったなぁ。アソビを考える頭も固くなっちゃってることを実感。むむむ。。
あそんで、みんなでピザつくって、そのあとは島一周大冒険!!
高波にさらわれながら、決死の思いで岩石の上に上陸したあの時の想いと皆の勇姿、わたしは一生忘れません。
ちょーどこの日はペルセウス座流星群。流れ星みて語らってたら、またこの日も空明るくなってきちゃった。
無人島は、穏やかに、2日間ともわたしを寝かせてくれませんでした。
無人島行って、プラスこれまでの経験も踏まえて確信したこと。
幸せは、お金ではない。
加えて、今まではお金って最低限の幸せを支えるものだと思っていた。けど、無人島では貨幣価値なんてなんもなくて、1万円あっても何も手に入らない。
これは、お金のこともっとちゃんと考えていこうってきっかけになった。
やっぱり私にとっての幸せって、周りに大切な繋がりがあるとか、自分含め周りのみんなが自然体でいれることとか、シンプルなことなんだよね。けど、普通のサラリーマン生活してると、その感覚を365日体感するのってとても難しい。
やっぱ、私はサラリーマンではないわ!という確信を、無人島生活と拠点にしていたゲストハウスから感じました。
最後。今後やりたいと感じてることずらっと。
・海の近くの家に住みたい。
・自然を常に身近に感じる。
・各々が自然体でいれるチームで仕事したい。
(↑走り出しがちらほら)
・事務局とかイベント運営について学んでから、あと1年くらいで会社辞める
・週5で会社の人と接するのはキツイ。が、アフター色んな人と会う。本も読みたい。
ひゃー、まじで引っ越そうかなぁ。
これは無人島ハマってしまうわ、みんなの色んな一面が見れて良かったー!!!
世界は面白いことで溢れてるかもしれなくて、それを知らないまま死にたくはない。
くっそ久しぶりにブログ更新。こんちわ、タニです。
今日ね、西野さんのサーカスに行ってきたんですね。そして、今の気持ちをアウトプットしたくなったので、ブログに手が伸びました。
なんで、今までブログ更新してなかったかかって、うん、今後仕事どうしようとか、自分の体験共有したくても、書いて食べてる人には色んな面でかなわないやとか、いろいろ葛藤しておりました。
最近ちょっとづつ抜け出せてきたので、マイペースに再開。
本題、西野さんのサーカス、めちゃよかった。
「サーカス!世界一面白い授業」って、色んな人が面白い話をしてくれる、いわばライブ授業。
何がどうよかったって、あのねぇなんだろう、例えるなら、そう、色んなことが学べるフジロック、みたいな。(ごめんなさいフジロック行ったことありません。)
まず世界観が絵本みたいで綺麗、その空間だけでワクワクしちゃうのね。ほいで、突然ライブが始まるの。つまり、笑えるショー。引き込まれて、1つのライブ終わっちゃうと寂しいんだけど、また次のライブにワクワクして、の繰り返し。
会場こんな感じだけど、ブルー強くてなかなか伝わりにくい。けどとにかく世界観が素敵。
ビリギャル著者・坪田さんの「才能の『正体』」の話や、法政大学米倉教授の「イノベーションってなんだ?!」とか、オリラジあっちゃんの「大切なものを守るためのお金の稼ぎ方」とか、生きていくための知恵がたくさん。
そして、全5人(たしか)の話を聞いて、わたしが思ったこと。
・世界はもしかしたら面白いことで溢れているのかもしれない。
・この人たちと仕事したり、出会いたいと思った。それには、私が面白いことを始めるしかない。
・このつまんない環境に身を置いてたら面白いことはできない。が、今は学ぶ価値アリ。26歳になったら辞める。
・私のすべきアプローチは教育じゃないのかも。
・目標を見つける。そのために動く。
・嘘つかない、綺麗事言わない。
てことを思った。
やろうかな、けど時間ないし、仲間もいないし、って思ってちゃできないね。なんかやらないと面白くならないし、仲間も集まらない。
てことで、私がちめにTシャツちゃんと作ろうと思います。「世界のストーリーをキルティ」シャツ。(今んとこ名前ダサいけど)
詳細は、追って書きます!
あとね、夏休みは無人島にいくよ。生きなきゃいけない、やるしかないって感覚を引き出すために。サバイボーしてきます。
ほんと、知らない世界知るためには、ダラダラ残業なんかしてる場合じゃないな。20代めっちゃ大事な時期を生きよ。
寝落ちできる本屋Book and Bed Tokyo 浅草に宿泊。池袋と浅草を比較してみました。
こんにちは~。
今回も、また!!好きなことをしながら寝落ちできるホステル、Book and Bed Tokyoに行ってきました。今回は、ASAKUSA!
前回の池袋に行った後、わたしは気になって気になってしょうがなくなったのです。
「池袋と浅草のBook and Bed、一体何が違うんだ…!?」
気になったら確認するしかない!ということで、池袋に宿泊した一週間後、浅草のBook and Bedに潜入捜査してきました。
どっちのほうが良かったかは、いったん置いといて。池袋と浅草を比較していこうと思います。
≫(池袋はこちら)都会の騒音を忘れて、至福の寝落ち体験ができる場所。
- 受付:浅草はちょっとイケナイ隠れ家風。池袋はバー風。
- 全体の雰囲気、浅草はモノトーンでシンプル。池袋はウッディ。
- ベッドの台数、浅草は少なくて広め。池袋は多くて狭め。
- 本の種類は池袋・浅草ともに同じ。量は池袋の方が多い。
- 総じて良かったと感じたのは…
受付:浅草はちょっとイケナイ隠れ家風。池袋はバー風。
イケない隠れ家の浅草
浅草は、エレベーターを降りてびっくり。目の前が、ただの壁。え、どっから入るの?
壁の色が一部違うがあったので、そこをおそるおそる押してみると…開いたーー、なんかなんか、ここは入っていいのか??
受付の四方は、壁とロッカーしかない。え、え、入り口どこなの、入るとこなくない?
え、もう意味わからん、と思っていたら、なんと。この写真に写ってるロッカーの部分が手前に開いたーー!なんと、これがドアだったのか。
隠れ家風でアソビゴコロのあるデザインになっていて、最初から踊らされる。
バー風の池袋
池袋の受付はバー風。雰囲気が全然ちがう。
こっちはこっちで、エレベーターのドアが開いた瞬間にこのバーが現れるので、一瞬あれ!?お店間違えた?って思う。
全体の雰囲気、浅草はモノトーンでシンプル。池袋はウッディ。
モノトーンの浅草
中に入ると、横長のフロアがひとつどーん。
モノトーンでシンプルにまとめられたオシャレなお部屋。
共有スペースが、部屋の真ん中に伸びていて、本棚の後ろと白いカーテンの後ろに、2段ベッドがずらっと並んでいるというつくり。
ここで私は、空間のデザインにびっくりしました。だってだって、もし自分がデザインするとしたら、本棚のベッド両サイドに立てたくない?たくさんの本置きたいし。けど、片方のみ本棚で、もう片方は上から布を垂らしちゃってるよBOOK and BEDさん…。
このカーテンのおかげで、モノトーンの部屋に空気感と柔らかみが醸し出され、光が反射して空間が明るくなってる。やりおる。
ウッディな池袋
こっちは池袋。こっちの方が、デザインが少しごちゃごちゃしていて、木もふんだんに使われていて雑多な感じ。これはこれで、また落ち着くんだよな。
池袋のほうは、面積が広いので空間に開放感があって、ソファも広々。照明もオレンジで、空間に暖かみがあるかんじ。
ベッドの台数、浅草は少なくて広め。池袋は多くて狭め。
台数が少なくて広めな浅草。
浅草、本棚のうしろにベッドが。んん~、この隠れ家感がたまらない。
カーテンの裏も、こんにちは。
池袋と同じく、ベッドにはウェルカムブックが。新しい本との出会いが楽しめる。
このベッドは、池袋よりも格段によい!
まず、ベッドが狭かった池袋に比べて、こっちは寝返りをうつのに十分なスペースがあり、天井も気をつけていれば頭を打たないくらいの高さ。
そして、枕元のもの置きも大きいし、ハンガーフック×2と、タオルかけまでついてるから、荷物のやり場に困ることもない。
ベッドの台数が多くて狭めな池袋
一方池袋。こちらはベッドが狭かったぁ〜!チョイスしたベッドにもよるみたいだけど、確か私はコンパクトにしたのかな。
横幅と天井が1メートル弱ぐらい(体感)だったので、全部もう一回りぐらい大きいといいなと思った。
よく言うとするなら、子どもの頃の秘密基地、みたいな感じではある。
本の種類は池袋・浅草ともに同じ。量は池袋の方が多い。
本の種類は、池袋と浅草ともに小説、エッセイ、写真集、旅の本、堅すぎないビジネス本が基本でした。
本の量は、敷地面積の広い池袋のほうが多い。浅草はだいたい池袋の1/3くらいかなぁ。
色んな種類の本を読みたい方は、池袋がおすすめ。
総じて良かったと感じたのは…
両方に泊まって、私がもう一回泊まりたいな、と思う方は…ズバリ池袋!!
理由は、やっぱり木をふんだんに使用した空間って落ち着くなと思ったから。あと、コモンスペースの空間にゆとりがあって、なんかよい。
けど、浅草ももう一回泊まりたい。(どっちだよ!) 実は、浅草はバーカウンターがあって、その場で美味しいカクテルを飲みながら読書ができる。(600円) このお酒がまたおいしかったのだ~。
忙しい日々の中で、こういう、ありそうでなかった空間、日常の延長戦で非日常が味わえる場所に身を置いて自分の時間を大切に過ごしたい。
浅草で過ごした時間は、ぽつぽつと雨音がなる中で、窓に落ちるしずくを横目に見ながら読書する時間でした。
一心不乱に遊んで泥んこになるなんていつぶりだろう。田んぼは多様性の宝庫。
こんにちはー、タニです。
この前、千葉の田舎で田んぼを耕してきました。農薬もなく、肥料も何も使わない、自然の土地をエッサコラエッサコラと。
そもそもなんで田んぼなんか行こうとおもったかって、だっていつもいる東京の街、灰色のコンクリートジャングルなんだもん。ずっとせかせかしてたら、疲れちゃう。
毎日仕事に疲れてたり、忙しい毎日をちょっと立ち止まってみたいあなた、田んぼ、いいですよ。
- 微生物のチカラのみに頼る田んぼを耕す
- 人間って理性的な生き物だけど、無理せず自然に生きてもいいよね
- 今回は先輩の会社のプロジェクトの一環で参加させてもらいました。
- あ、そういえばここはトイレも微生物のチカラだけで分解します。
微生物のチカラのみに頼る田んぼを耕す
SOSA Project代表のまりりんさん、土まみれで素敵。
渋谷から車で約2時間、着いたのは千葉県匝瑳市の「アルカディア」というところ。
ここの田んぼは、農薬や肥料を一切使わず、微生物や虫や動物、すべて自然の力でお米を育てている。もちろん、機械も使ってない。
ここを運営しているNPOの代表まりりんさん、開墾初心者のみんなに、どうやって畑を耕すか教えてくれる。
説明も真剣に聞いてたんだけど、それよりもっと私が気になったのが、まりりんさんの出で立ち。カジュアルなジーンズとパーカーが、泥だらけ。そんな状態が、なんだかとっても似合ってる。そして、目が大きくて輝いていて、綺麗。
実はまりりんさん、難聴で補聴器はしてるけど耳がほとんど聞こえないのだと。けど、そんなの感じさせないハッキリとした口調で、みんなの前に立ち説明をしてる。すごい。
いつもの都会のビジネスの場では、ドロとかシミとか着いてる服は清潔感がない、ありえない。って感じだけど、環境によっては、ドロやシミが美しくカッコいいものになる場所もある。
作業前半:草を刈って燃やす。
教わった方法で、土地を耕していく。まずは草刈りから。
こんなボーボーの土地を
よっこらよっこら。これはおじーちゃんおばーちゃんがやるとなると大変だ…。草を刈って、それをはじに寄せて、燃やす。
この作業だけで2時間くらい。
ランチタイムは田んぼから手作りの玄米おにぎり
ここまででもけっこうな重労働。お腹すいた。ので、ランチタイム!
無農薬野菜を使った、先輩手作りの豚汁。と、昨年ここの田んぼで丹精込めて育てた玄米おにぎり。(わたしが育てたわけではない)
どかんストーブを燃やす先輩たち。
この玄米おにぎり、めちゃめちゃ美味しかった。去年の5月に田植えして、秋に収穫した玄米なのだそう。甘みと旨みがすごくて、具は何もいらない。高級米じゃ味わえない、自然の味。
後半作業:天地返しとあでづくり
さてさてランチの後は後半の作業。
土地を耕していく、天地返しの作業。
これもまた、水を含んだ土が重くて大変。「ほ〜、ほっ!」って掛け声が、意図せずもれる。いいかんじに、カラダに疲労がたまってくる。けど、なんかエネルギーに溢れてまだまだ動けるぞ。
耕したあとは、周りに土を盛って「あで」を作っていく。
この、土が盛られているところがあで。
そして、土地ができてきた。
たくさんの生き物たち
田んぼには、たくさんの生き物たちが。カエルにザリガニ、カニにネズミ。なんかのタマゴもあったり、ちっちゃい虫たちもたくさんいる。生き物がたくさん住んでる土地、多様でオモシロイ。
これはカエルの足。引き締まった太ももの筋肉が素敵。
そして、まりりんさんの号令がかかり、今回の田んぼ作業は終了。ふー、つかれたと思いきや、なんだかココロもカラダもすっきりしているぞ。エネルギーに満ちていて、まだまだ動ける。
人間って理性的な生き物だけど、無理せず自然に生きてもいいよね
今回の田んぼに参加する前から、そして耕しながら改めて思いました。人間だって動物なんだから、本来の性は自然と共に生きて行くものなんだろうな、と。やっぱり、自然に触れて、自分のカラダを作るものを自分で手入れしたり育てたりすると、エネルギーが沸いてくる。
私たちは、頭が良くて、理性もあって、その力で自分をコントロールすればほとんどどんな環境でも適応することができる。けどその環境は、本当に自分があるがままにいれる場所なんだろうか。自分をココロから幸せにしてあげられる場所なんだろうか。
ビジネスの資本主義の場に身を置いて、過剰なものを追い求めすぎてはいないだろうか。
今回は先輩の会社のプロジェクトの一環で参加させてもらいました。
今回の田んぼは、起業している大学の先輩からのお誘いで参加しました。2ndPASSという、パーソナルトレーナー育成事業を展開している会社さんで、これから新プロジェクトAnalog Powerを始めるのだそう。これは、そのプロジェクトの一環みたいです。今度の5月には、一緒にホノルルトライアストンにも挑戦する予定。 なんだか、新しいこととか、本来自分がやっていきたいことができてきてワクワク。
(前に、先輩が会話の中でこんなことを言ってました。「なんかこの年代(今の20代前半)ってすごくね?って、社会から言われるような年代にしたい。」力強い言葉で、今でも覚えてます。)
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(わたしは回し者じゃないよ。)
あ、そういえばここはトイレも微生物のチカラだけで分解します。
ここに来てビックリしたのが、トイレも微生物のチカラで分解してしまう、ということ。そんな手作りトイレがこちら。
下は、普通の草の生えた地面!!そのままみんなが用を足したものが見える!のだけど、ニオイは全くせず。横の茶色い鉢に入った、おがくずみたいなやつを排泄物にかけると、微生物が分解してくれて自然にかえるのだそう。
ふぬぅ、、これまでの便利道具必要ないじゃん。
この日に泊まった、とっても素敵なホステルの話↓